2012/04/23

月組 東京宝塚劇場公演千秋楽 霧矢大夢退団会見

4月22日(日)、月組東京宝塚劇場公演 ミュージカル『エドワード8世』-王冠を賭けた恋-、ブリリアントステージ『Misty Station』-霧の終着駅-が千秋楽を迎え、トップスター・霧矢大夢が終演後に退団会見を行いました。


霧矢大夢
「ただいま無事に東京宝塚劇場『エドワード8世』と『Misty Station』の千秋楽を終えることができました。ただただ、こうして元気で、幸せな気持ちで、この千秋楽の幕を下ろすことができましたこと、感謝の気持ちと達成感でいっぱいでございます。今まで長い間ご声援いただきました皆様、本当にありがとうございました」

Q.今、改めて「宝塚」とはどんな場所だった?
A.私の人生そのもので、舞台のために生きてきたという感覚でひた走って参りましたので、明日からこの舞台にもう立たないというのは、まだ実感が湧きません。「宝塚」はかけがえのないものですし、これからもこの気持ちは忘れることなく、失うことなくずっと生き続けていくのだろうなと思います。

Q.豪華なサヨナラショーでしたが?
A.私が月組の主演で立たせていただいた公演を中心に、他の退団者にも見せ場があるようにと、齋藤先生とご相談をして創り上げました。大階段で黒燕尾があったりと、サヨナラショーでここまでするのはなかなかないことだと思いますが、私の軌跡を示したいと、たくさん詰め込ませていただきました。

Q.挨拶の階段下りのときの音楽は?
A.私の初舞台公演『火の鳥』で踊っていたロケットの曲です。今回のショー『Misty Station』でもワンフレーズ使われています。

Q.最後の挨拶は、いつ、どのような思いを込めて考えたか?
A.入団前から親しんでいた宝塚大劇場でもご挨拶をして一区切りつけて東京に来ましたが、日々のステージに追われている毎日で、なかなか考えがまとまらなくて、昨日の夜から今日の朝、そして最終的には公演中にまとめました。

Q.今日一日を通して、退団を意識してグッときた瞬間は?
A.客席の雰囲気もいつもと全く違っていて、もちろん千秋楽で今日が最後だという思いはありましたが、いろんな感情に押し流されずに舞台に集中できるように、退団ということを思い過ぎないようにと心がけてやっておりました。

Q.退団を実感するのはいつ頃だと思う?
A.退団された方々からは、1ヶ月くらいは片付けや新たな生活への準備で忙しいとお聞きしておりますが、2~3ヶ月後くらいにふと寂しくなったりするのかなと思います。

Q.2年後に100周年を迎える宝塚歌劇、後輩に残しておきたい言葉は?
A.一生懸命やることしか能がないというくらいの生き方をしてきて、一生懸命することは決して無駄ではないということを示したいなと思って今日までやってきましたので、こんなに一生懸命できる世界、それくらい素晴らしい場所にいることを誇りに思って、いろんな自分の可能性に一生懸命挑戦してほしいなと思います。

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