2012/04/24

雪組トップスター・音月 桂 退団記者会見

4月24日(火)、雪組トップスター・音月 桂が、グランステージ 『JIN-仁-』、ショー・ファンタジー『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』(宝塚大劇場:2012年10月12日~11月12日、東京宝塚劇場:2012年11月23日~12月24日)をもって退団する事を発表し、記者会見を行いました。


小林公一(宝塚歌劇団理事長)
「雪組トップスター音月 桂が、12月24日の東京宝塚劇場公演の千秋楽をもちまして宝塚歌劇団を卒業することになりました。彼女は下級生の頃から非常に注目され、着実に実力をつけまして、今やトップスターとして雪組を、そして宝塚歌劇を引っ張ってくれたと思っております。その彼女が卒業することは非常に残念でございますが、卒業するその日まで音月 桂が一層輝きますように、皆様方のご支援を賜りますよう宜しくお願い致します。」

音月 桂
「12月24日の東京宝塚劇場公演の千秋楽をもちまして、宝塚歌劇団を卒業させて頂く事になりました。入団致しましてから15年間、本当にたくさんの方に巡り会い、大きな愛で支えて頂いて今日まで来ることができました。
千秋楽のその日、その幕が下りる瞬間まで、心を込めて務めてまいりたいと思いますので、宜しくお願い致します。」

退団を決めた理由は?
「15年間舞台に立たせて頂き、下級生の頃から様々な作品に巡り合い、色々な役に挑戦し、そして雪組の主演として舞台に立たせて頂いてからも毎日がとても充実しておりました。
充実している今だからこそ、男役 音月 桂にピリオドを打ちたいと思い決意しました。」

印象に残っている作品・役は?
「どの作品、どの役も、命をかけて向き合ってきましたので好きですが、『エリザベート』のルキーニ役は、私が客席で公演を観たときに衝撃を受けた役の一つでしたので、演じる事が出来たときは幸せでした。」

15年を振り返って
「下級生の頃から上級生の背中を見て、より男性らしい男役を追求してきましたが、主演という立場に立たせて頂いてからは、スピードを緩めて可愛い組子が頑張っている姿を見て、責任を感じたりしていました。そして、私だけの力ではなく、組子やスタッフの方々、そしてお客様が背中を押してくださる気持ちを感じていました。」

退団後の予定は?
「まったく何も決まっておりません。12月24日千秋楽までは、男役 音月 桂としてさらに輝いていけるように努めたいと思っております。」

雪組生たちへ
「雪組に配属され、雪組で育ち、組子に支えてもらい、毎日がとても楽しくてこの上なく幸せでした。私が卒業した後も、一番輝く組でいてほしいですし、私が千秋楽を迎えるその日まで、アドバイスをしていけたらと思っております。」

ファンの方へ
「この宝塚を通して巡り会えた方々、いつも大きな愛で包んでくださり、そして背中を押して頂き、感謝の言葉を言い切れないほどの気持ちでいっぱいです。
あと8ヶ月、感謝の気持ちを込めて、舞台を務めてまいりたいと思っております。」

■音月 桂プロフィール
埼玉県出身 市立鴻巣中学出身
1996年 4月   宝塚音楽学校入学
1998年 3月   宝塚音楽学校卒業
1998年 3月   宝塚歌劇団入団、『シトラスの風』で初舞台
1999年 1月   雪組に配属
2010年 10月   『はじめて愛した』(シアター・ドラマシティ)で雪組トップスターに就任
       
■主な舞台歴 ※劇場名のないものは全て宝塚大劇場公演
1998年 3~5月   『シトラスの風』で初舞台
2000年 6~7月   『宝塚 雪・月・花』『サンライズ・タカラヅカ』(ドイツ・ベルリン)
2001年 3月   『猛き黄金の国』(新人公演) 岩崎彌太郎 ※新人公演初主演
2002年 10月   『ホップ スコッチ』(バウホール) ピーター ※バウホール公演初主演
2003年 3月   『恋天狗』(バウホール) 弥太
2004年 9月   『花供養』(日生劇場) 近衛信尋
2005年 4~5月   『さすらいの果てに』(バウホール) ジェフリー少尉
2006年 6月   『やらずの雨』(バウホール) 徳兵衛
2007月 2~3月   『ノン ノン シュガー!!』(バウホール) ジョニー・キッドマン
2007年 5~6月   『エリザベート』 ルイジ・ルキーニ
2008年 5~6月   『外伝 ベルサイユのばら-ジェローデル編-』(全国ツアー) オスカル
2009年 1月   『忘れ雪』(バウホール) 桜木一希
2010年 6~7月   『ロジェ』 リオン
2010年 10月   『はじめて愛した』(ドラマシティ) ガイ・コンスタンティン(バード)
2011年 1月   『ロミオとジュリエット』 ロミオ ※トップスターとして初の大劇場公演
2011年 4~5月   『黒い瞳』(全国ツアー) ニコライ
2011年 7月   『ハウ・トゥー・サクシード』(梅田芸術劇場メインホール) フィンチ
2011年 9~10月   『仮面の男』 フィリップ/ルイ14世
2011年12月     『Samourai』(ドラマシティ) 前田正名
~2012年1月    
2012年 3~4月   『ドン・カルロス』 ドン・カルロス

■今後の予定
(1)2012年4月27日(金)~5月27日(日)<東京宝塚劇場>
 グランド・ロマンス『ドン・カルロス』 脚本・演出/木村信司
 グランド・レビュー『Shining Rhythm!』 作・演出/中村一徳
(2)2012年7月7日(土)~7月23日(月)<梅田芸術劇場メインホール>   
 ミュージカル『フットルース』 潤色・演出/小柳奈穂子
(3)2012年8月1日(水)~8月25日(土)<博多座>   
 演目は(2)に同じ
(4)2012年10月12日(金)~11月12日(月)<宝塚大劇場>
 グランステージ『JIN-仁-』 脚本・演出/齋藤吉正
 ショー・ファンタジー『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』 作・演出/中村 暁
(5)2012年11月23日(金・祝)~12月24日(月・祝)<東京宝塚劇場>
 演目は(4)に同じ
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